Xcodeのカラーパレットを作るコマンドをSwiftで書いた
clr
というコマンドラインツールをSwiftで書いた。上のスクリーンキャストにあるようにXcodeで使うカラーパレットをターミナルから作成できる。
近年ではStoryboard(かつてはXib)がどんどん進化しているので、見た目に関する設定はコードじゃなくてStoryboardに任せたいなという気持ちがある。特に色については、コードでやろうと思うとUIColor
のextensionをひとつひとつ書いていく感じになると思うけど、カラーパレットを自作する手もあるなということに最近気づいた。カラーパレットを使うと2、3回クリックするだけで色を指定できるから簡単だと思う。
技術的な解説をすると、自作したカラーパレットは実は$HOME/Library/Colors/
以下に*.clr
という拡張子で保存されていて、このファイルを共有すれば他の開発者とカラーパレットを共有できる。ただ、これをXcodeでポチポチ自作するのはけっこう大変なので、これをコマンドラインから作れるようにした。カラーパレットはNSColorList
というOSXのAppKit
フレームワークにあるクラスで表されていて、-writeToFile(_:)
というメソッドでファイルに出力できる。なので、NSColorList
を操作するコマンドラインツールをSwiftで実装した。