「エンジニアのための時間管理術」を読んだ
エンジニアのための時間管理術という本を読んだ。タイトルには「エンジニアのための」と書いてあるけど、著者はシステム管理者なので「システム管理者のための」と直した方がより正確かもしれない。僕も今の仕事では、システム管理者のようなことをしているので、割り込みにいかに対処するかといったところでとても参考になった。
この本で紹介された中で明日から実践できそうなテクニックを列挙してみた。
- 割り込みには、他人に任せられそうな依頼なら他人に任せる。今すぐやる必要がないならどこかにやるべきことを記録しておく。今すぐ自分がやる必要があるときだけ、今の作業を中断して割り込みに対処する。
- 自分が集中できる時間帯を把握しておく。僕の場合は、16時以降が一番集中できる。
- 自分が集中できる時間帯には、集中を妨げるものはすべて閉じる。SlackならDND設定をオンにする。メーラーは閉じる。夜フクロウも閉じる。
- 仮想ウィンドウマネージャーを使って、作業ごとに必要なアプリケーションをウィンドウに整理する。そうすることで注意を奪うものを避けられる。
- コードレビューの依頼やビルドなど待ち時間が必要な作業は先に行う。その間に待ち時間のない作業を行う。待ち時間が必要な作業を複数並行すると頭が混乱して生産性が落ちる。
逆に、そのまま実践できなさそうなのは3章使って説明されているサイクルシステムだけど、どういうシステムが良いシステムか説明してあるので、それを基に自分に合ったシステムを考えることはできるので、じっくり考えてみたい。