自分なりのベストプラクティスを持つ
9月の有給消化中に10年間くらいのプログラマーの経験から自分なりのベストプラクティスを言語化してみようという試みをした。
背景
新しい会社ではこれまでとは異なるプログラミング言語やフレームワークを使うことが決まっていたため、これまでの経験を活かすにはプログラミング以外の部分での振る舞いや考え方をベストプラクティスという形で抽象化して活用するしかないと思った。
やり方
いまのところ、こういったテーマ(一例)について自分なりの経験から得られたベストプラクティスを言語化している。
- ドキュメンテーション
- ポストモーテム
- タスク管理
- 個人情報の取り扱い
- 見積もり
- コードレビュー
自分の場合、scrapboxにテーマ毎のページを作ってベストプラクティスをまとめている。こうすることでテーマ間の関連性も自然と見えてくるようになる。まとめる際にはできるかぎり「なぜそれが望ましいのか」という理由も沿えるようにした。
やってみた感想
言語化することによるメリットは数多くあった。
- 当初の狙いどおり、新しい職場でこれまでの経験を適用して貢献する機会が多かった。
- 自分の仕事のうち、プログラミングは数あるタスクの1つに過ぎず、実はさまざまな種類のタスクをこなしていることに(当たり前ながら)気づいた。
- これからの経験を取り込んでさらにブラッシュアップしていけるベースができた。
- 言語化することでさらにそこから新たに理解や思考を深めることができた。